少子超高齢社会の日本においては今後も年金が確実に支払われるという保証は一切ありません。そのため、自分の生活は自分で守っていく必要があります。では、そのために必要な考え方にはどのようなものがあるのでしょうか。

将来の不確実性とは

リスクとは「悪いこと」と捉えている人もいるかもしれませんが、投資信託の場合には必ずしもそのような意味ではなく「将来の不確実性」を指しています。自分の資産運用している商品が将来どのような未来になっているのかは誰も分かりません。しかし、資産運用というのはギャンブルではなく、分析を行いながら将来の値動きがどの程度に収まるのかを予測することによって安定性を持たせます。このような値動きのばらつきを数値で表したものがリスクと呼ばれるのです。

では、どのような単位でリスクについて考えるのが良いのでしょうか。それはスタイルごとに違いますが利率の年率換算で考えることが一般的となっている資産運用の世界においては1年後のリターンとリスクを購入した時点で示していることになります。つまり、年率換算を調べることによって自分の購入しようとしている商品のリスクを知ることが出来るのです。

下落幅の実感を掴む

リスクを考えるということは保有している資産や投資信託の下落幅の実感を掴むということになるのです。これを行うことによって何かしらの原因によって価格が急落したとしても予想される下落幅に収まっていれば想定の範囲内であり、慌てる必要がありません。これを知らない初心者は値下がりが起きた恐怖で商品を手放してしまい、その後に控えている跳ね返りの恩恵を受けることなく市場から退場してしまいます。こうして勝ち負けに差が生まれるのです。

具体的な例で言えば、コロナショック局面の最大下落率において、投資信託の金融商品は意外なことに最大下落率を下回ったというものは少ないです。医療系の投資商品においても最大下落率を下回らなかったということは投資初心者にとっては衝撃だったかと思います。しかし、最大下落率を把握しておけばこの程度まで下がる可能性があるということを知っているため冷静な判断をすることが可能なのです。

冷静に資産運用を行うために必要な考え方

リスクについて考えることが投資信託には重要となっています。これは「将来の不確実性」を表しており、一概に「悪い」というものではありません。将来の値動きがどのようなものになるのかを一定の範囲内で予想することでその後のリターンと比較して押し引きをしていくのが資産運用のスタイルとなっていきます。

このリスクについての考え方を知っておくことで得られるメリットは早すぎる退場を防ぐということが挙げられます。資産運用を行う際にはリスクを取ることは避けて通れません。しかし、相場下落時にパニックになってしまい途中で解約をしてしまったら目標金額まで資産を増やせなかったということにもなり兼ねないのです。