新型コロナウイルスにおいて、業績を大きく落ち込んでしまった会社、逆に業績を伸ばした会社と明暗がはっきりとわかれました。
しかし、そんな状況においても、業績を落ち込ませてしまった企業に対して、救いの手を差し伸べている企業があります。
それが、新潟県内では知らない人がいないともいわれている株式会社新潟博報堂という会社です。
株式会社新潟博報堂の基本情報
新潟博報堂は、新潟県の新潟市中央区天神にオフィスを構えている会社です。設立は2003年の4月1日になります。代表を務めているのは、代表取締役社長の馬場 工さんです。
現在の従業員数は3405人と、新潟県内でも大きな企業のひとつとして活躍しています。
新潟博報堂は、あの博報堂の子会社として誕生しました。
博報堂は、日本の広告代理店の最大手として知られています。
この博報堂は、1985年に「博く、華客に奉仕報酬する」という企業理念に基づいて作られた会社です。設立当初は、教育雑誌の広告取次店としてのスタートでした。
博報堂は、全国の主要都市に子会社を配置しています。
その中で、新潟県を中心とした広告業務を担っているのが株式会社新潟博報堂なのです。
株式会社新潟博報堂のサービス内容
新潟博報堂は、様々な事業を展開しています。
ブランディングをはじめ、市場調査や需要予測などのリサーチ業務、イベントの企画や新潟県内の商業施設や店舗などで行うイベントプロデュース、コンサルティング業務全般など、幅広い分野で活躍しています。
中でも力を入れているのが、マーケティング議題解決、そしてプロモーションや商品開発などです。特にマーケティング能力は高く評価されていて、新型コロナウイルスによって、大きく状況が変わった現在だからこそ、多くの企業から注目されています。
博報堂が長年培ってきたノウハウを活かしたアプローチは、他のマーケティング会社よりもクオリティの高いサービスを提供する原動力となっています。
株式会社新潟博報堂の活躍
新潟博報堂は、新潟広告協会が、新潟県内で製作された広告作品を表彰する新潟広告賞において、多くの賞を受賞しています。
この賞は、インターネット、ラジオCM、テレビCM、新聞、グラフィックの5部門で選出されます。新潟博報堂は、この新潟広告賞の第61回、第62回にそれぞれ華々しい受賞歴があります。
第61回新潟広告賞では優秀賞を2本、奨励賞を11本と最多受賞を記録し、第62回では、グランプリと優秀賞をそれぞれ1本、奨励賞を4本と目覚ましい活躍を見せました。
この賞は、地域の経済を活性化させるだけでなく、地域広告文化を向上させた会社に贈られる賞ですので、新潟県内において、多くの方からその活動が認められた証でもあります。
また、新潟県内でも猛威を振るっていた新型コロナウイルスの影響によって、飲食業界へのダメージが深刻化した際に、飲食業界を助けようと「#うちごち」というポータルサイトを開設したことでも話題となりました。
この「#うちごち」は、新潟県内の飲食店のメニューを自宅にいながら味わうことができるデリバリー、テイクアウト専門のサイトです。
タクシーでのデリバリーも可能になるなど、随所に利用しやすい仕組み作りが行われていました。
このように、株式会社新潟博報堂は、今や新潟県内に無くてはならないほど、大きな影響力を持った企業へと成長しているのです。